CPA + MBA in Chicago

純ドメ会計士がChicago Booth Class of 2021で感じたことを記録するブログ

合格後、留学までの間にやっておいて良かったこと

Summary
合格後、留学までの間にやっておいて良かったこと
①モゴモゴバスター
②断捨離
③歯医者で虫歯治療


合格後、留学までの間に日本で買っておいて良かったもの
iPad
Apple Pencil

 

これから海外MBA留学を目指して準備されている方、既に合格を勝ち取ってホッとされている方、このブログを読まれている方には様々いらっしゃるかと思います。
今回は、そんな方々に向けて、私の個人的な経験から、1.合格後、留学までの間にやっておいて良かったこと 2.合格後、留学までの間に日本で買っておいて良かったものをお伝えできればと思います。全員に当てはまるものではないと思いますが、参考になれば幸いです。

 

1.留学前にやっておいて良かったこと
留学前にやっておいて、今になって良かったなあと感じていることは3点あります。
①モゴモゴバスター
②断捨離
③歯医者で虫歯治療
以下、それぞれご説明させていただきます。


①モゴモゴバスター
モゴモゴバスターとは、海外MBA留学生界隈では一定程度の知名度を誇る、リスニング学習教材です。
https://www.mogomogobuster.com/


この教材では、「省エネ発音」と表現されている「英語のネイティブスピーカーが、カジュアルに話すときに多用される発音」について学ぶことが出来ます。

ここで、英語のリスニングについて、私が今になって感じていることを2点述べさせていただきます。


(1)リスニング、すごく大事
何を当たり前のことを、と思うかもしれませんが、「人の言っていることが分かる」というのは、MBA生活において非常に重要です。授業、ディスカッション、グループワーク、同級生との立ち話、レストラン、銀行…ありとあらゆる場面で、英語のリスニングの力が試されます。


(2)リスニング、すごく難しい
ここで、恥を忍んで、私がシカゴでMBA生活をスタートさせた直後(2019年9月)の感覚を共有いたします。
・教授の講義はわかる、けど、同級生の発言がよくわからない。なんとなく空気や議論の流れはつかめるが、細かい部分まで理解できない。
・ネイティブ同士でカジュアルに会話されると、本当についていけない。
とにかく、ネイティブレベルの会話のリスニングは、すごく難しいと感じました。
おそらく要因としては、語彙の問題、話題の問題、慣れの問題、等々あると思いますが、一つ大きいのがモゴモゴバスターでカバーしている「省エネ発音」の問題だと思います。そして、いわゆるTOEFLやIELTSで測定されるリスニングの力の中には、(当然ですが)「省エネ発音」はカバーされていません。でも、アメリカについたら「省エネ発音」の嵐です。

 

私は留学前にモゴモゴバスターをきっちり1周勉強していましたが、もしこの教材に出会っていなかったらと思うとゾッとします…あの時、さらにチンプンカンプンだったら、軽く心が折れていたかもしれません。

 

②断捨離
私は、留学前に一度実家に引っ越しをし、そのあと実家からアメリカに引っ越しをしたので、短いスパンで2回引っ越しを経験しました。そこで思ったこと。引っ越しって、めちゃくちゃ手間。
荷物の整理から始まり、梱包、輸送、解体、整理のし直し…時間もお金もいくらあっても足りません。ましてやそれが海外だったら。

私は決めました、アメリカには、本当に最小限の荷物だけで渡航しよう、と。

 

主にやったことは、以下2点です。
(1)着るものをとにかくシンプルにした(いわゆる「私服の制服化」)
(2)現地で買えるものですぐ使わないものはなるべく置いていった(例えば冬用のコートなど)

結構、ミニマリストのブログや書籍を読んで参考にしたりしました。
結果として、トランク一つとリュック一つ、スーツのみでアメリカへ旅立ちました。ちなみに、何か足りなくて困った、という経験は思い出す限りありません。

 

もちろん実際に居住する地域によってだいぶ状況は異なると思いますが、コストの面からも、なるべくシンプルライフを目指されることをお勧めいたします。

 

③歯医者で虫歯治療
これも留学あるあるなのですが、現地で加入する保険に歯科治療が含まれていないことが多く、海外で虫歯になった時に、それこそ日本では考えられないくらいの金額を請求された、というケースがあります。
お金の面だけならまだしも、勉強やそのほかの活動で忙しい中、海外で虫歯の治療をすることがどれだけハードルが高いか…というより、日本でも歯医者なんてなるべく行きたくありませんよね。


この留学準備期間中がチャンスです。日本で、保険治療で歯医者に行っておきましょう。


私はそれこそ数十年ぶりの歯医者だったので、まずすべての歯のチェックとクリーニング、そこで見つかった虫歯の治療、およそ2か月間かけてすべて日本でやり切りました。
海外で病院にお世話になるリスクを少しでも減らすために、歯医者に行っておくことを強くお勧めいたします。

 

2.留学前に日本で買っておいて良かったもの
これは、iPad(+Apple Pencil)、これにつきます。便利すぎて、これがない留学生活は考えられません。留学関連に限らず、ここ数年間で買ったものの中でもベストです。
講義資料をすべてデータとして持ち運べるという安心感もありますが、特に、データで配布された資料や書籍への、Apple Pencilを用いた書き込み、ハイライトが最高です。
私は予算の都合上、最も安いiPadを選択しましたが、予算や好みに応じて、iPad Proにする、Surfaceにする等々あるかと思います。が、共通して言えるのは、手書きで電子的に講義メモが取れる便利さは、何物にも代えがたい、ということです。

 

MBA生活初日からiPadを活躍させるため、ぜひ日本にいるうちにiPadを買っておいて、設定やアプリ等整えておくことをお勧めいたします。


MBA受験は長く苦しいプロセスですが、努力はきっと報われます!
この記事が、少しでも合格後のイメージづくりになれば幸いです。