CPA + MBA in Chicago

純ドメ会計士がChicago Booth Class of 2021で感じたことを記録するブログ

キャリアの振り返り(CPA→MBA)と、簡単な自己紹介

今回は、私のTwitterのフォロワーが300人を超えたこともあり、自己紹介も兼ねて一度自分自身を振り返る記事を書いてみようと思います。

 

 

仕事について

 

会計士


私は、2010年の公認会計士試験に合格し、2011年2月より大手監査法人で主に会計監査業務に従事していました。業界経験としては、ライフサイエンス関連のクライアントがキャリアの6割、コンシューマープロダクツ関連のクライアントがキャリアの4割、というところです。

ライフサイエンス、というとざっくりしていますが、医薬品、医療機器をイメージしていただけると分かりやすいでしょうか。ただし、同時にいわゆるコングロマリット的な大企業の監査も担当していましたので、広くB to B企業に関する監査経験、というほうが正確でしょう。一方のコンシューマープロダクツ関連のクライアントは、いわゆるB to C企業に分類されるもので、私は主に飲料製造販売に関するクライアントを担当していました。

役職としては、スタッフ→シニア→マネージャーまで経験しました。直近の業務としては、大小合わせて3つの監査プロジェクトについて、プロジェクトマネージャー業務、海外監査法人とのコミュニケーション業務、税金やM&Aなどの複雑な会計処理対応などを主に行っていました。

加えて、約8年半のキャリアの中で、会計監査以外にも、IPOの支援業務や、IFRSの導入支援業務も経験しました。


MBA


2019年9月より、自身の非連続的な成長を求め、The University of Chicago Booth School of BusinessのFull-time MBAへ私費留学しております。

CPAとして働くこと、監査法人で関わっていた業務内容、一緒に働いていた人、もちろん細かい不満がないと言えば嘘になりますが、総合して非常に満足していました。私は幸運にもB to C、B to B双方の監査経験をさせてもらい、また業界もライフサイエンスとコンシューマープロダクツと、全く異なるクライアントに携わることが出来ました。

ただし、毎日それなりに忙しい中、目の前の業務をこなすうちに一日が終わってしまうことが増え、自分の成長曲線が平坦になりつつあることにぼんやりとした焦りを感じていました。このまま今の法人でパートナーを目指すのか、それとも転職か、転職するとしたらどんな業界、業種か…考えていた時に思い出したのは、大学時代にお世話になっていた民法ゼミの教授の言葉でした。

若いうちは自分に投資してほしい。そして、なるべく若いうちに外から日本を見る経験をしてほしい。

自分の成長、自分への投資、外から日本を見る経験、これら3つを同時に満たす点として、海外MBA留学を志しました。4年前くらいのことです。

そして、本当に紆余曲折あって、幸運にもBoothから合格をもらい、現在は自身の可能性を広げるため色々なことにチャレンジしている毎日です。


プライベートについて


家族


最近は、2歳の娘と0歳の息子の育児が、自分の生活の大きな部分を占めています。子育てというのは全く予測不可能で、日々勉強になることばかりです。正直、大変なこと、心配なことも多いですが、それ以上に楽しいことが多く、本当に刺激的な毎日を過ごしています。

シカゴには美術館や、水族館、動物園、チルドレンズミュージアムと子供向けの施設が大変充実しているのですが、昨今のコロナウイルスの影響ですべてクローズとなっているのが寂しい限りです。

 

その他


趣味は音楽、食べ歩き、読書、文房具集め、手品、ルービックキューブ、と色々あるのですが、とても語りつくせないので、また別の機会に。

 

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