Ambidextrous Leadership: Week 5 "Your Leadership Journey"
今日は今学期受講していたmini course "Ambidextrous Leadership"の最終回がありました。
最終回ということもあり、是非質問をぶつけてみたいと思っていたのですが、QAフォームに投稿した内容が幸運にも採用され、Harry Davis教授自ら回答をして頂きました。
内容としては、「Agileなリーダーシップと、信頼を築くために必要なConsistencyはどうやって両立すべきか」というもの。極端ですが、言うことや方針がコロコロ変わる人に、周りの人間は信頼してついていくでしょうか。自身のリーダーシップをアンサンブルになぞらえて、場面や観客に応じCharactersを使い分けるAgileなリーダー像と、一本芯の通った信頼できるリーダー像の両立は可能なのか、聞いてみたかったのです。
回答としては、
- Agileなリーダー像とは、同じ場面、メンバーに対してコロコロと対応を変えることではなく、緊急事態や、状況の急激な変化に対して特に有効なもの
- 全てのCharactersをガラッと入れ替えるのではなく、場面に応じて有効なCharactersが一部前に出てくるようなイメージ
- そのためには、様々な状況に対応できる幅の広いCharactersを「ストック」して置き、状況に応じてBackstageから引っ張ってくることが必要。これが正にAgile Leadership
- ストックしているCharactersのベースには、Identityとも呼ぶべき「個」が存在しており、これは極めてConsistencyの高いもの
- Backstageから引っ張ってきたCharactersも、多かれ少なかれ自身のIdentityの影響は受けている
- 「個」として芯が通ったものを持っているのであれば、Agileなリーダー像を見せても、メンバーから強い信頼を勝ち取ることは可能だと信じている
非常に明確な、かつ力強いメッセージに、自身のモヤモヤが晴れ本当にスッキリしました。
これでmini courseは終了ですが、この授業で学んだ通り、「LeadershipはLifelong Learning」ということを常に意識し、日々成長の機会を逃さないように頑張っていきたいと思います。