CPA + MBA in Chicago

純ドメ会計士がChicago Booth Class of 2021で感じたことを記録するブログ

Ambidextrous Leadership: Week 5 "Your Leadership Journey"

今日は今学期受講していたmini course "Ambidextrous Leadership"の最終回がありました。

 

最終回ということもあり、是非質問をぶつけてみたいと思っていたのですが、QAフォームに投稿した内容が幸運にも採用され、Harry Davis教授自ら回答をして頂きました。

内容としては、「Agileなリーダーシップと、信頼を築くために必要なConsistencyはどうやって両立すべきか」というもの。極端ですが、言うことや方針がコロコロ変わる人に、周りの人間は信頼してついていくでしょうか。自身のリーダーシップをアンサンブルになぞらえて、場面や観客に応じCharactersを使い分けるAgileなリーダー像と、一本芯の通った信頼できるリーダー像の両立は可能なのか、聞いてみたかったのです。

 

回答としては、

  • Agileなリーダー像とは、同じ場面、メンバーに対してコロコロと対応を変えることではなく、緊急事態や、状況の急激な変化に対して特に有効なもの
  • 全てのCharactersをガラッと入れ替えるのではなく、場面に応じて有効なCharactersが一部前に出てくるようなイメージ
  • そのためには、様々な状況に対応できる幅の広いCharactersを「ストック」して置き、状況に応じてBackstageから引っ張ってくることが必要。これが正にAgile Leadership
  • ストックしているCharactersのベースには、Identityとも呼ぶべき「個」が存在しており、これは極めてConsistencyの高いもの
  • Backstageから引っ張ってきたCharactersも、多かれ少なかれ自身のIdentityの影響は受けている
  • 「個」として芯が通ったものを持っているのであれば、Agileなリーダー像を見せても、メンバーから強い信頼を勝ち取ることは可能だと信じている

 

非常に明確な、かつ力強いメッセージに、自身のモヤモヤが晴れ本当にスッキリしました。

 

これでmini courseは終了ですが、この授業で学んだ通り、「LeadershipはLifelong Learning」ということを常に意識し、日々成長の機会を逃さないように頑張っていきたいと思います。