CPA + MBA in Chicago

純ドメ会計士がChicago Booth Class of 2021で感じたことを記録するブログ

冬休みにやりたいこと

昨日でFinal Examはすべて終了し、唯一残っていたManaging in OrganizationsのGroup Writing課題も今日無事提出が完了しました。これで本当にAutumn Quarterのタスクはすべて終了です。

 

今日はゆっくり子供たちと公園で遊びながら、冬休みどんなことをやりたいか、ぼんやりと考えていました。

概ね以下の3点に集約されそうです。

 

 

 本を読む

先日エントリーにもまとめましたが、個人的な課題図書を設定しましたので、そちらを読み進めていきたいと思います。今は「巨象も踊る」を原文で少しづつ読み進めています。ちなみに、滅茶苦茶面白いです。

takachicagobooth.hatenablog.com

 

 今まで授業で学んできたことを総復習する

MBAでの2年間のカリキュラムも終わりに近づいてきましたので、これからは今まで学んだことと、これから新たに学ぶこととのつながりも意識していきたいと考えています。

その前提として、そもそも今までどんなことを学んできたのか、自分の中で軽く整理することも必要だと感じました。もちろん、すべてを細かいところまで復習することは時間的に不可能ですので、授業で学んだ全体像と、本当に重要なこと、個人的に学びが大きいところについて整理しながらまとめていきたいです。

まとめた内容は、このブログでエントリーにできたら尚良いかな、と思っています。

 

英語の勉強をする

休み中は授業がないので、意識しないと英語に触れる機会が殆どなくなってしまいます。折角ですので、自分がまだ弱いと思っている所を意識して補強する1か月にできたらと思います。

自分で把握している自分の弱点としては、

  1. 知っている英単語の量
  2. 自然な英語のリスニング
  3. 英語でディスカッションをする上での概念化、意見の構成、フレーム

英単語量の向上策としては、さっそく英単語アプリをダウンロードしてみました。こればっかりは学生時代英語から逃げまくってきた自分を恨むしかありません。単語は知っていれば知っているほど色々なところに効いてくる&知らないと基本どうしようもない部分なので、とりあえず1か月頑張ってみます。

自然な英語のリスニングについては、このMBA留学でだいぶ打ちのめされ、だいぶ慣れてきた部分になります。引き続きNetflix等自然な英語に触れる機会を増やし、リスニング力の維持向上に努めていきたいです。

3つ目については、最近特に意識している部分になります。そもそも英語で意見を言う上での論理構成、トピックスの概念化、良く使う言い回し、といった知識と経験がごっそり足りていない感覚があり、是非そこについて強化したいと考えています。留学前に何冊か買っておいた本があるでそれでインプットするのと、オンライン英会話で実際にアウトプットしていけたらと思っています。

 

ということで、盛りだくさんになってしまいましたが、こうでもしないと1か月家でダラけた生活を送ってしまいそうなので、一応宣言だけさせて頂きました笑

Competitive Strategy Final Exam

今日はCompetitive StrategyのFinal Examがあり、これでAutumn QuarterのFinalはすべて完了いたしました。

 

個人的にAutumn Quarterは非常に充実していました。いわゆる「当たり」の授業が多く、学びの量、質ともに今までで一番だと感じています。結果日々の予習復習や授業も非常に楽しく、終わってしまうのが少し寂しく感じるくらいです。

 

Winter Quarterも希望通りのクラスがBidを通っていますし、今からまた新たな分野を学習するのが非常に楽しみです。

 

この先につながる話として一つ、今更ですがEntrepreneurshipやVenture Businessに関する興味が自分の中で少しづつ膨らんできました。Technology StrategyでNew Entrants/Venture Businessに関する話を色々と学んだので、その影響が大きいのかもしれません。

この点、Winter Quarterで履修するNew Venture Strategyが正にぴったりのクラスなので、まずはここで学びながら、自分の興味を再確認してみようと思います。その上で深堀してみたい部分を、Spring Quarterの履修に反映させる、というプランです。

 

今日はお疲れ様ということで、家族でピザをデリバリーしました。明日はゆっくり休みながら、冬休みの予定や、やりたい事、達成したいことを整理したいと思っています。

Technology Strategy Final Exam

今日はTechnology StrategyのFinal Examがありました。

例のごとくHonor Codeがあるので詳しい内容を書くのは控えますが、3時間の論述試験はやはり疲れました…

 

この授業を通じて、いわゆる表面的なバズワード(IoTやCloud、ARなど)について学べただけでなく、テクノロジービジネスの大きなトレンドや、主要なビジネスモデルとその変遷の背景について学ぶことが出来たことは非常に有益でした。

「なんでこのような変化が起こるんだろうか」「今こういうステージだと、次はどんな変化が起こりそうだろうか」というモノの見方ができるだけのフレームワークとレンズを(身になっているかは別にして)教わることが出来たのは、今後様々な場面で活きてきそうな気がしています。

 

明日の朝にCompetitive StrategyのFinalがあり、Autumn Quarterの予定はすべて終了となります。

実はManaging in OrganizationsのGroup Writingが残っているのですが、既に自分のパートは書き終えていて、あとはほかの人のパートが完了したら提出するだけなので、実質的に明日で完了ということになりそうです。

 

Autumn Quarterの総合的な振り返りと、Winter Quarterへの展望、Spring Quarterではどんなことを学んでMBAを締めくくっていきたいか、についてはまた後日まとめてみたいと思っています。

まずは、明日の試験を頑張って乗り切りたいと思います。

なんでもない一日を、一年前と比較してみる

今日は特に試験の予定もなく、明日のTechnology Strategyの試験に向けて、学んだことの最終確認をしていました。といっても、予め自分でまとめたKey-terms listを見返しながら、なんとなくこんな事をやったなぁと振り返り、理解が曖昧な部分については講義スライドに戻って確認した程度です。Open-Bookの論述試験なので、なんとかなるでしょう笑

 

これだけだと今日のエントリーがこれで終わってしまうので、ふとなんとなく、去年の今頃と違うことは何だろう、と思い返してみました。

 

就活をしていた

去年の今頃は、今年の夏のインターン先を決めるため就活にかなりの時間を割いていました。具体的には、ケースインタビュー対策や、就活イベントへの出席です。今年は、特に就活は行っていないので、純粋にその分自由に使える時間が増えています。

 

家族と一緒に生活していなかった

去年の10月に長男を日本で出産していた都合上、去年の秋学期(2019年9月~12月)は私単身で先にシカゴに渡米し、一人で生活していました。

  • ホテルで暮らしていた

単身生活のため、Airbnbで長期滞在用のホテルを3か月借り、そこで生活していました。「今ホテルで暮らしてるんだ」というとクラスメイトからは結構驚かれたので、良い話題にはなりました笑

 

コロナがなかった

そして、一番はこれでしょう。まさか一年後、アメリカ、そして世界中がこんな状況になっていようとは、去年の時点では全く考えていませんでした。

例えば去年の今頃は、

  • 妹が日本から遊びに来ている
  • グループメンバーで飲み会をしている
  • 授業を教室で受けている
  • 受験生がキャンパスビジットに来ている

あの頃は当たり前と思っていたことが、今は難しくなってしまっています。信じがたいことですが、私にはどうすることもできません。体調管理をしっかりして、目の前の機会やリソースに集中していこうと思っています。

 

Investments Final Exam終了&リモートでのテスト受験

今日はInvestmentsのFinal Examがありました。

 

3時間のOpen-Book形式で、完全リモートで実施されました。イントラネット上にテストがアップロードされ、各自好きなタイミングでダウンロードしてテストを実施します。イントラ上で時間も管理され、ダウンロードしてから3時間20分(試験時間3時間+アップロード準備20分)以内にイントラ上に解答ファイルをアップロードすれば完了です。

 

イントラ上で時間管理がされているため、3時間ぶっ続けで試験を受験しなくてはなりません。環境としては場所が教室から自室に変わったのみで、特にリモートだからと言って楽になった/難しくなったということはないと感じます。

 

テストの内容についてはHonor Codeがあるので詳しく書くことはできませんが、生徒を振るい落とす試験というよりは、今までに習ったことを総ざらいし、生徒一人ひとりの総合的な理解の確認に資するような内容になっていました。この傾向は、Investmentsに限った話ではなく、今まで履修してきた授業すべてに共通していると感じます。

 

最後に、リモートでのテスト受験に非常に役立ったツールを2つ、参考までにシェアしたいと思います。

 

Adobe Scan

携帯のカメラで撮影した書類をPDF化できるアプリ。Investmentsは手書きで計算過程を示す必要があるので、一旦まとめて紙に計算式を書きなぐっておき、終わったらAdobe Scanで全部PDF化、別途Wordファイルで論述回答は作成しておいて、最後にPDFをスナップショットしてWordに統合します。提出用にWordをPDFに変換保存すれば完了です。

 

全部手書きだと論述問題が大変、全部Wordだと計算式と計算過程を記載するのが大変、ということで、自分はこのハイブリッド方式に落ち着きました。

 

AirPods Pro

自宅でテストを受験する際、ノイズキャンセリング目的で使用。別室で受験しているとはいえ、リビングで娘と息子が遊んでいるので、結構な音量で声がなだれ込んできます笑 テストに集中するため、特に音楽は流さず、ノイズキャンセリングだけオンにして使用しています。

 

リモート環境においては、ノイズキャンセリングイヤフォン/ヘッドフォンは必須ツールだと感じます。と言いつつ、大切な就職面接のために、一応有線のマイク付きヘッドフォンも持っていて、必要に応じて使い分けています。

 

イヤフォンについては、滅茶苦茶リサーチした結果、AirPods Proに落ち着いたのですが、ここら辺についてはまた整理のために別エントリーにできたらと思っています。イヤフォン大好きなので。。。笑

 

今週は水曜日にTechnology Strategy、木曜日にCompetitive StrategyのFinalがあるので、引き続き各授業の総復習を進めていけたらと考えています。

 

2Y Autumn Quarter テスト勉強

来週はいよいよExam weekなので、今週は今までの授業を振り返りながら、テスト勉強をしています。

今学期履修している4つの授業のうち、Managing in Organizationsについてはテストがなく、代わりにGroup Writingを提出する形式です。残りの3教科については、Final Examが控えています。

参考までに、どんなことをしたかというと、以下の通りです。

 

Investments

  • Example examを一周しながら、理解が不足している部分についてスライドやテキストに戻って再確認
  • テスト中参照していいFormula Sheetのアップデート
  • 配布された去年のFinal Examについて、ざっと眺めてボリューム感や出題論点、出題形式の確認

 

Technology Strategy

  • Example examを一周しながら、理解が不足している部分についてスライドやテキストに戻って再確認
  • 全てのスライドをざっと流しながら、Key Terms Listを作成

 

Competitive Strategy

  • Final exam用のケースを読み込み、論点整理のワードを作成
  • 配布されたKey Terms Listを流しながら、理解が不足している部分についてスライドやテキストに戻って再確認

 

テストはすべてRemoteですので、いわゆるOpen-Book(何を持ち込んでも、何を参照してもOK)という形式になっています。そのため、暗記は全く必要ない代わりに、テストでは「そもそも授業でどんなことをやったんだっけ」「どんなコンセプトを学び、どんな論点があったんだっけ」ということを問われる内容になっています。

会計士試験を頑張っていた時は、定義や判例などゴリゴリに暗記をしまくっていましたが、今はもう脳みそが老化してそんなパワーはないので、Open-Bookの形式は助かります笑

 

一通りテスト勉強をして感じたのは、Technology Strategyの授業で扱ったTopicsの面白さです。自分でKey Terms Listを作りながら、学んだことをざっと流していたのですが、今後どんな業界に関与することになっても役立ちそうなコンセプトが満載で、改めて履修できてよかったと感じました(完全に血肉になっているかというとまた別ですが…)。

 

そろそろテスト後の長い冬休みに向けて、どんなことをやりたいかも計画しないといけないですね。こんな時ですが、出来ることを無理せずコツコツとやっていこうと思っています。また方針が決まったらこのブログを使って整理できればと思います。

 

 

 

 

冬休みの個人的課題図書:Professor Harry Davis "Business Policy" Required Readings

Autumn Quarterも終わりが近づいてきています。今週はThanksgiving休暇、来週はExam weekで、それが終わると約1か月の冬休みです。

 

本来であれば家族と旅行をしたり、日本に一時帰国したり、という期間になります。しかし、残念ながら今年はそうもいきません。コロナの状況を見ながら、基本は自宅で過ごすことになりそうです。

 

そこで、少しでもこの自宅期間を有意義に過ごすために、冬休みに読破したい本をリストアップしてみました。

 

リストアップと言っても、私が読みたい本を自分でピックアップしたわけではありません。以下に挙げた4冊は、私が本当に大好きな教授である、Harry Davis教授が過去に担当していたBusiness Policyという授業のRequired Readingsになっているものだそうです。非常に人気の授業だったそうなのですが、残念ながら去年、今年と開講はされておりません。シラバス等も公開はされていませんので、こちらのブログと、過去履修していた先輩からの情報を参考にしました。

theboothexp.com

 

どの本も、私では絶対に選ばなそうなチョイスですが、あのHarry Davis教授が課題図書として挙げていたのですから、きっと何か意味があるのでしょう。

 

アルケミスト

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②巨象も踊る

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③キャサリン・グラハム わが人生

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④良い戦略、悪い戦略

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読んだ感想や気づきは、こちらのブログにアップしていこうと思います。